


実際、歩く速さによって体への負荷が変わります。心地良いなあと感じる速さはストレス解消になります。まずは一歩踏み出しましょう。第2回は、効率良いウォーキングの速さについて紹介します。
現在の歩数からプラス1,000歩(10分間、600-700m程度)を目標にして日常生活のなかで歩く機会をみつけて歩く習慣をつくりましょう。
- ①ゆっくり風景や植物を観察する余裕がある速さ。
=ヘトヘトに倒れこむ強さを100%とした時、とても楽に感じる速さは40%ほどで身体に無理がない強度。
- ②額に軽く汗がでる程度で人と会話をしながらでも続けられる速さ。
=やや速く歩く(すたすたサッサ歩く)速さは 50%で身体の脂肪が使われ始める。
体調管理に最適な強度。
- ③汗がでて会話は難しくきつく感じる速さ。
=歩いているとすねに軽い痛みを感じてくる速さは60~70%の強度。心肺機能がアップして若返り効果あり。
【③のきつい速さで2~3分間歩く】&【①のゆっくり歩きで3分間歩く】をセットにして数回繰り返し歩くことを取り入れてみましょう。脚筋力と心肺機能がぐっとアップします。

運動指導:あんしん財団ヘルスケア・トレーナー 渡邉美雪