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健康経営優良法人への道

タイトル



連載の筆者は、「連載タイトルの前に、“本気の”が隠れている気持ちで進めています」と語っています。健康経営優良法人の認定数は急増していますが、認定企業の経営者の実感は二分しています。一方は思ったほどの実感がなく、経営上の成果に結びつかないというものです。もう一方は、企業文化が変化し、優秀な人が集まり、強い会社になったと感じるというものです。この違いこそが、健康経営の本気度の違いによるものです。その本気とは何か、“本気の”健康経営への道を6回の連載でお伝えします。

【執筆:森 晃爾(もり こうじ)先生】

プロフィール
1986年 産業医科大学医学部卒業。1990年 同大学院 博士課程修了。
大手石油会社の医務部部長、医務産業衛生統括部長を経て2003年から産業医科大学産業医実務研修センター所長、2005年~2010年 副学長、2018年より産業医科大学 産業生態科学研究所 産業保健経営学研究室 教授。健康経営に造詣が深く、経済産業省「健康・新産業協議会」委員、「健康投資ワーキンググループ」主査、「健康経営度調査基準検討委員会」座長、日本産業衛生学会 副理事長としても活躍中である。「成果の上がる健康経営の進め方(労働調査会)」等多数の著書がある。