中級編3リニューアル

 

                  
 

中小企業診断士
エネルギー診断プロフェッショナル
アドバンマネジ 代表コンサルタント
(株)ワールド・ビジネス・アソシエイツ 取締役

民間企業の経営改善から開発途上国の開発援助まで手掛ける経営コンサルタント
「生産性改善・収益性向上のために、カイゼンや省エネ、財務分析、人材開発など様々なツールを活用しますが、会社経営とは要するに『ヒトを使う技術』のことです。」
         

       

透明性・公平性・納得性

従業員がやりがいを持って仕事に取り組み成果を上げる。
これが実現できている会社は、社長も社員も心の健康を保てます。
「やりがい」の中身は様々ですが、働く人々が共通して感じている「やりがい」
の元は、「評価される」ということです。
働く人にとっての「評価」には、外部(顧客)の評価と内部(上司・同僚)の
評価があります。
普段お客様と接する機会がない人でも、お客様の評価を知ることはやりがいに
つながります。
その意味で、口コミや顧客意見の公開には、対外的な宣伝効果の他に社員の
やりがいを高める効果もあるのです。
                

       

       


内部の評価には、公式評価と社内コミュニケーションの中にある非公式評価
があります。
非公式評価の代表例は、感謝や称賛、叱責などの言葉をかけることです。
公式評価は、人事考課制度に基づき行われるものです。
公式でも非公式でも、良い評価でも悪い評価でも、やりがいにつながる評価の
ポイントは次の3つです。

1.透明性:その評価の理由が周知されること
2.公平性:全員が同じ基準と方法で評価されること
3.納得性:納得できる理由や基準、方法で評価されること

これらを満たす評価が、やりがいや意欲に結びついて行きます。
日々の会話や制度の中にある「評価」を上手に使い、健康と業績を向上させて
行きましょう。

       

中小企業の皆様にわかりやすく解説する『いまさら聞けないメンタルヘルス』
入門編〕〔初級編〕〔中級編

 

〔入門編〕 執筆:洞澤 研 先生

〔初級編1〕執筆:森 晃爾 先生

〔初級編2〕執筆:森 晃爾 先生

〔初級編3〕執筆:森 晃爾 先生

〔中級編1〕執筆:大井川 友洋 先生

〔中級編2〕執筆:丸田 和賀子 先生

〔中級編3〕執筆:大山 祐史 先生

〔中級編4〕執筆:若林 忠旨 先生

〔中級編5〕執筆:本山 恭子 先生
 
〔中級編6〕執筆:森本 英樹 先生
 
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