2017年2月16日[木]
14:30~16:30
in 銀座 法研本社ビル
2017年2月16日(木)14:30~16:30、東京中央区銀座の法研本社ビルで、メンタルヘルス対策に取り組む企業の人事担当者や企業経営者を対象に、「こころの“あんしん”プロジェクト シンポジウム」を開催しました。
メンタルヘルス対策のポイント、不調者を出さないための体制づくりや復職に向けてのステップ、ストレスチェック制度の活かし方など、企業のみなさんの知りたいポイントに的を絞ったもので、第1部は3人の専門家の基調講演です。
元行政官でライン管理者の立場も知悉されている古山善一先生からは、「おかしいことをおかしいといえる風通しの良い職場づくりが大切。そのためにもまず挨拶、声かけを実践し、部下の変化を見逃さないこと。部下が休み始めたら管理者の負けだ!」との熱いメッセージがありました。
産業医であり、社会保険労務士でもある森本英樹先生は、労災となるメンタルヘルスをブロックするために、パワーハラスメントや長時間労働対策が喫緊の課題であること、そのための仕組みづくりと、復職に向けての主治医・産業医との連携の重要性について話されました。
過労死等調査研究センター長として、過重労働による健康障害を防止するための取り組みを進めるとともに、日本の産業保健の底上げに寄与してきた茅嶋 康太郎先生は、豊富な事例をもとに、それぞれの企業の事情に詳しい産業医と企業がタッグを組む重要性を強調されました。
第2部は、中小企業のコンサルがご専門の大山 祐史先生を進行役に、会場からの質問に3人の専門家がアドバイスするという形でパネルディスカッションが展開。なかなかマニュアル通りにいかない企業のメンタルヘルス対策のむずかしさや、仕事ができる上司のパワハラへの対応策などをめぐり白熱した議論が交わされ、参加者もぐいぐい引き込まれました。
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