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厚生労働省から「平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)」の結果が公表されました

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その他情報

 人口動態調査は、出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の人口動態事象を把握し、人口及び厚生労働行政施策の基礎資料を得ることを目的としています。今回公表された結果は、平成30年に日本において発生した日本人の事象が集計されています。

【調査結果のポイント】
(1)出生数は減少
・平成30年の出生数は、91万8397人で、前年の94万6065人より2万7668人減少し、過去最少の出生数となりました。合計特殊出生率は1.42で、3年連続低下しています。
 出生数の年次推移を見ると、昭和24年の269万6638人をピークに、昭和50年以降は減少と増加を繰り返しながら減少傾向が続き、平成27年は5年ぶりに増加をしたものの、平成28年から再び減少しています。
(2)死亡数は増加
・平成30年の死亡数は136万2482人で、前年の134万397人より2万2085人増加しています。
 死亡数を死因順位別にみると、第1位は悪性新生物<腫瘍>で37万3547人(全死亡者に占める割合は27.4%)、第2位は心疾患(高血圧性を除く)で20万8210人(同15.3%)、第3位は老衰で10万9606人(同8.0%)となっています。
 主な死因の年次推移をみると、悪性新生物<腫瘍>は一貫して増加しており、昭和56年以降死因順位第1位となっています。全死亡者のおよそ3.6人に1人は悪性新生物<腫瘍>で死亡しています。心疾患(高血圧性を除く)は、昭和60年に脳血管疾患にかわり第2位となり、その後も死亡数・死亡率ともに増加傾向が続いています。老衰は、昭和22年をピークに減少傾向が続いていましたが、平成13年以降死亡数・死亡率ともに増加し、脳血管疾患にかわり第3位となりました。

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